有料老人ホーム 看護師の配置基準

有料老人ホームの看護師の配置基準とは?

高齢化社会が進み、高齢者の数が激増しています。

年々増える高齢者と少なくなる若者の数は少子高齢化として問題になっており、特に高齢者が増える事で起こる介護の問題などが時折話題になります。

高齢者の介護は非常に大きな問題で、家庭内での介護にも限界があります。

完全介護が必要な状態にある高齢者の場合、家族にかかる負担は大きく、それが原因での家庭不和や悲しい事件なども耳にします。

介護に関しての意識が高まったことで、有料老人ホームなどの介護施設の存在もクローズアップされることになり、家族の負担の軽減、高齢者自身の心身の安息が得られるようになっています。

有料老人ホームで働いているのは介護士だけと考えている方もいるかもしれませんが、有料老人ホームには看護師などの医療従事者も配置されています。

有料老人ホームは高齢者が利用する施設ですが、高齢者の中には持病を抱えている方も多く存在します。

利用者の安全や健康を守るためには、介護士だけではなく、医療のスペシャリストとしての看護師の存在が不可欠で、そのために有料老人ホームなどの介護施設には看護師の配置が義務付けられています。

看護師の配置人数が決められています

有料老人ホームには、健康型有料老人ホームと住宅型有料老人ホームと、介護付有料老人ホームの3種類があります。

このうち、健康型と住宅型には人員配置についての取り決めはありません。

配置基準が介護保険法で定められているのは介護付有料老人ホームです。

介護保険で要介護、または要支援2と認定された高齢者3名につき、1名の看護師を配置しなければなりません。

これは「3:1」と表記されており最低基準となっています。

将来的には高齢者がさらに増えることが予想されており、有料老人ホームの数も規模も大きなものになって行きます。

そうすると当然、今より看護師の人員が必要になることは明白で、今のまま看護師不足が続けば配置基準は改正される可能性があると考えられます。

看護師を必要としているのは有料老人ホームだけではなく、医療機関にももちろん必要ですから、看護師不足の対策を急がなければならない状況だと言えます。